日本での幸せライフレシピ
ブ・ティ・フォン・タオさん
グラフィックデザイナーの留学生
日本留学においては、勉強、仕事の他に、団体の活動にたくさん参加するべき!
日本に来たきっかけは何ですか?
高校を卒業し、大学に合格した後、両親から日本への留学を勧められましたが、私は学生生活をベトナムで経験し、それから奨学金を申請して留学するつもりでした。突然の日本留学は自分の計画にはなかったのでとても心配でした。しかし、人間万事塞翁が馬。当初の計画に無かったことが、どのような特別な結果を齎すか知る事ができましょうか。
18歳の誕生日パーティーで私は家族に説得され、日本に来ました。そして日本で経験と知識を積み、自分自身の情熱を見つけることにしました。
現在、何のお仕事をなさっていますか?
私は留学生で、グラフィックデザイナー、そしてクリエイティブ・フリーランサーでもあります。現在、VYSAの広報部門に所属し、Vietnam Summit in Japanの広報チームでデザイナーを務めています。
日本で学んだことのうち、最も良かったことや、強く印象に残ったことは何ですか?
日本人の配慮とミニマムな生活様式に感心しています。配慮ある行動には、心地よさを感じると同時に、周りの人への敬意が現れています。現在、私も配慮とミニマリズムを生活に取り入れていますが、とても良い効果が得られています。
私の旅はまだまだ続くので、この先にも日本のたくさんの素晴らしいことが待っていることでしょう。
日本で夢/計画を実現する過程で、どのような困難に遭遇しましたか?
留学生なら誰でもぶつかる言葉の壁です。最初は日本人や他の外国人の友人との意思疎通が本当に大変でした。そのため、私の諸々の予定に遅れが生じてしまいました。ベトナムには「のろくとも確実に」という諺があります。私は日本語を勉強する時間を大切にしています。そして日本語を勉強する過程で、他の面白いことをたくさん学びました。
今後の短期的/長期的な計画をお聞かせいただけますか?
近い将来、私は日本語の勉強を優先しつつ、同時に他の能力も伸ばして日本の大学を受験したいと思います。また、日越両国の友情の架け橋となり、その価値を高められる仕事ができるよう努力します。
日本にいる皆様、特に同業の方々へのメッセージをいただけますか?
皆様にお送りしたい言葉は次の通りです。日本留学においては、勉強、生活のための仕事の他に、自身の視野を広げ、在日ベトナム人団体の活動にたくさん参加してみてください。自分の能力を伸ばし、知識を増やせるだけでなく、何か思いもよらぬ機会に巡り合えるかもしれませんよ。