A Recipe for a Happy Life

日本での幸せライフレシピ

デッシィ フィトリア ウィジャヤンティさん
–知識を拡大して多くの同僚や新しいビジネスの世界に到達したいー

日本に来たきっかけは何ですか?

私が日本に来た理由は、大学時代に学んだ知識を応用して、日常生活で日本語を使えるようになりたいと思ったからです。

私はインドネシアの大学で日本文学の学士号を取得し、日本語でのコミュニケーションスキルを深めるために、日本で1年間技能実習制度に参加することにしました。研修プログラム終了後はインドネシアに帰国し、バンドンの日系企業でPPICとして働きました。インドネシアで働いていた1年半の間に、日本は、居心地が良いと感じ、留学ビザで再び日本に戻り、埼玉にある日本語学校で学びました。

現在、何のお仕事をなさっていますか?

私は、仕事を探している日本にいる外国人、または日本での日常生活で困難を経験している外国人を支援するために働いています。会社と特定技能生が揉め事や誤解が生じた場合には、特定技能生と会社の仲を取り持つことを努めています。

日本で学んだことのうち、最も良かったことや、強く印象に残ったことは何ですか?

私にとって、日本は私の人生に最も印象と影響を与えた国です。なぜなら、私は留学した時に日本の病院で16cmの腫瘍を切除するという大手術を受けていたからです。実際、私は日本に行く前にインドネシアの病院に何度も検査に行って健康診断を受けていましたが、異常は何も見当たりませんでした。日本で手術を受けることができたこと、そして私の命を助けてくれた多くの人々にとても感謝しています。

私は、日本の医者が凄いと思います。なぜなら、患者が回復するまで、丁寧に治療を行うこと、それから非常に洗練された技術を備えた日本の医療界に本当に感心しています。

また、礼儀正しく、正直で、いつも時間を厳守する日本人の性格も大好きです。不用意にゴミを捨てないこと、たとえゴミ捨て場にあるとしても自分のものではないものを持ち出さないこと、両親に挨拶し敬意を払うことの大切さなど。

それから、日本人は常に生活のマナーを守っているので、日本の時刻を読むことができるようになりました。私たち外国人であっても、日本に来ると本能的に日本の美を汚したくない、日本の倫理や礼儀を守りたくなります。遅刻した場合は自分の印象が悪くなるのは当然のことです。

日本で夢を実現する過程で、どのような困難に遭遇しましたか?

外国人として、私は日本語がとても難しいと感じます。インドネシア語の語彙は日本語ほど複雑ではありません。日本語には「送る・送信する・郵送する」など、同じ意味の語彙がたくさんあります。例えばインドネシア語では「飲み水・お湯・川の水」を一つの単語で呼びますが、日本語では「お水・お冷」というようにたくさんの言葉があります。

そのため、私たちも「今日のご飯は何を作るの?」と聞かれたときのように、ポイントだけで答える癖があります。インドネシア人は、相手が日本人であれば「卵」と答えますが、「ゆで卵・目玉焼き・スクランブルエッグ」など具体的に答えられないので不満を感じます。文化の違いでコミュニケーションをとるのは難しかったですが、とても興味深く学ぶことができました。

今後の短期的/長期的な計画をお聞かせいただけますか?

現在の仕事を楽にするために日本語のスキルを向上させたいと思っています。
N1 に合格できるまで学習を続け、知識を拡大し、より多くの同僚や新しいビジネスの世界に到達したいと考えています。

日本にいる皆様へのメッセージをいただけますか?

日本にいる外国人の皆さんへ
初めて日本に来たとき、私たちは不安でいっぱいで、孤独を感じるかもしれません。文化の違いにより、私たち外国人は常に時間通りに適応できるか、常に報告やコミュニケーションができるか、仕事の事とプライバシーで起こるすべての困難を克服できるかなどを心配します。しかし、困難が多ければ多いほど、より多くの経験が私たちを成長させます。

みなさんの日本に来た目標を守り続けることを願っています。私たちは皆、お金もスキルもあまりない状態で日本に来ました。それでも自分は裕福ではないし、知識もあまりないと感じるのであれば、現在取り組んでいる仕事が何であれ、できる限り誠実に全力で取り組んだり、試してみてください。

私たちが自分の限界を超えることができれば、成長し続け、新しい道を開くことができると思います。そして夢を達成することができると確信しています。

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